本日発売となった「親愛なるレニー レナード・バーンスタインと戦後日本の物語」(吉原 真里:著/アルテスパブリッシング:出版)の装画を描かせていただきました。

※以下、アルテスパブリッシングHPより一部引用せていただきます。

レナード・バーンスタイン(1918-1990)は、ニューヨーク・フィルやウィーン・フィルなどのタクトをとった指揮者として、《ウェスト・サイド・ストーリー》《キャンディード》など不滅の名作の数々を生みだした作曲家として、米ソ冷戦期に反核や平和運動に精力的にとりくんだ行動する音楽家として、20世紀を代表する芸術家の筆頭にあげられる巨匠。
ワシントンの図書館で著書である吉原真里さんが出会ったの数百通の手紙。
それはバーンスタインと知られざるふたりの日本人との心の交歓の記録だった。

その当時の時代背景と「手紙」を通して見えてくる関係や感情。
手紙のやりとりを重ねる度に、呼び方が変わったり溢れる感情が真っ直ぐに文章で伝えられるようになっていたり。あらためて愛というのは様々な形があり、また伝え方があることを知りました。
バーンスタインは音楽を、人を深く愛し、またそれ以上にたくさんの愛を受けていたように思います。
とても素敵な装丁のデザインは木下悠さんです。
ぜひご覧ください。