84巻の8ミリフィルム、12人のオーラル・ヒストリー
記録と記憶を手掛かりに、昭和の世田谷を描き直す展覧会『世田谷クロニクル』のビジュアルイラストを描かせていただきました。
ここにある景色は姿形を変え、そこに必ず誰かの思い出があると想像しながら描きました。
以下、文章を拝借しております。


展覧会は、昭和の世田谷を映した84巻の8ミリフィルム(記録)と12人のフィルム提供者の語り(記憶)を手がかりに、令和という時代を歩みはじめた私たちの“現在地”を照らし出す試みです。
8ミリフィルムには貴重な生活記録である一方、その多くが劣化・散逸の危機にあります。

アーカイブプロジェクト「穴アーカイブ」は、こうしたフィルムの収集・公開・保存・活用を進めてきました。
現在から過去を経由して、ふたたび現在に還ってくる。
すると、見慣れたいつもの場所がどこか違って見えてくる。
そんな“もうひとつの現在”を、世田谷の8ミリフィルムに探してみませんか。

会期:
2020年03月14日(土)~2020年04月05日(日)
時間:
10:00~18:00(金曜のみ20:00まで)
会場:
生活工房 / ワークショップA(4F) / ワークショップB(4F) /
生活工房ギャラリー(3F)